2017年2月28日火曜日

No.09 ポルシェ博物館


エッセイ 静かなドイツの森の窓から

 シュツットガルトにあるポルシェ本社に隣接し、斬新なデザインで特別なオーラを放っている「ポルシェ博物館」。

「ポルシェ聖地」とも呼ばれています。


 ポルシェ約80台は3セクションに分かれて展示されています。
各セクションを勝手に名付けると「納得」「溜息」「失神直前」。

 
「納得セクション」では、ポルシェの技術史を知ることが出来ます。

開設(1931)当時生産されていた 消防車やトラクター、 ポルシェ初の電気自動車モーターなどが展示されています。

「そうだったのか!」「トラクターなのに可愛くてお洒落!さすが!」という納得感を得られます。

 
 「溜息セクション』で は、1948年の第1号車から最新のモデルに至るまでのポルシェスポーツカーが年代順に並べられています。それらを溜息交じりに鑑賞し、心ゆくまで堪能できます。

 
 一番テンションが上がるのは「失神直前セクション」。

911」の進化史コーナーや、「ル・マン24時間耐久レース」にてモータースポーツ史上栄光に輝いたレーシングカーがズラリ勢揃いする展示コーナーがあります。

「壮大な夢」や「壮絶な闘い」や「深い哲学」の結晶品である伝説的スーパーカーを観ながら、感動で失神しそうになります。

 
 展示されている車のボンネット内の観察や、試走も可能ですし、オプションとして、エンジンパーツのピックアップから最終のインテリア組み込み工程までを工場内にて見学出来る 「ファクトリーツアー」もあります。

   
  館内ショップでは、全歴代ポルシェ車の大小様々なミニカーが並んでおり、世界各国からの「巡礼者たち」は「my御護り」としてのミニカー選びに勤しんでいます。

 彼らの直向きな姿からは純粋さと情熱が滲み出ており、痛感させられます。ここは「ポルシェ聖地」なのだと。







写真の説明 

ポルシェ博物館前のモニュメント。3台のポルシェ車911が括り付けられている前衛芸術作品。



2017年2月14日火曜日

No.08 バレンタインにフェアトレードの薔薇を

エッセイ 静かなドイツの森の窓から

 
 ドイツでは、日本の習慣のようにチョコレートではなく「バレンタインデーには男性から女性へ花」を贈ります。

 
 ここ数年来、2月14日に贈る花の中で最も人気のあるのは、「フェアトレード認証のバラ」です。

また、ドイツではフェアトレード認証のバラについての記事が掲載されている新聞や雑誌が年々増え続けています。

 
 「フェアトレード」とは「発展途上国からの商品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみ」のことで、ドイツでは約20年前から促進され続けており、共感を持つ一般人の数も毎年増えています。

 
 「バレンタインデー」と「バラ」と「フェアトレード」には、実は次のような関連があります。

 
 2月のこの時期になると、約1500㌧のバラがケニアからドイツへ運送されてきます。総数4千万本以上のバラが、バレンタインデーのためにドイツに輸入されるのです。

 
 ケニアにあるバラの花卉(かき)農園では、悪労働条件に加え、農薬による健康と環境への弊害や、農園での多量散水が原因となっての水不足など、 問題が多々あります。

 
 「ケニアの人権問題と環境問題の改善を支援したい」 バレンタインデーに大切な恋人へバラを贈りたいこれらの葛藤の末「今、一人一人に出来ること」として浸透していったのが「フェアトレード認証のバラ」を贈ることなのです。




【写真説明】国際フェアトレードラベル機構の認証ラベル(右上)とバラの花束(ドイツのフラワーギフト通販カタログより)






 









 








2017年2月9日木曜日

trailer film

Here is a trailer film ^-^


https://vimeo.com/85387160


cross.art – past and future dialogue 1
Sonntag, 9. Februar 2014, 16 Uhr
Kunstmuseum Stuttgart

Manuel De Falla : “Suite Populaire Espagnole” für Violoncello und Klavier (1925)
John Cage: "Imaginary Landscape 1” for records of constant and variable frequency, large chinese cymbal and string piano (1939)
Karel Goeyvaerts: "Stuk voor piano en tape" für Klavier und Tonband (1964)
Caspar Johannes Walter: "comodo e lamentoso" für 2 Violoncelli (1987)
Kajia Saariaho: "Petals" für Violoncello und Live-Elektronik (1988)
Iannis Xenakis „Paille in the Wind“ für Violoncello und Klavier (1992)



ensemble cross.art
Rohan De Saram, Violoncello
Céline Papion, Violoncello
Junko Yamamoto, Klavier
Oliver Frick, Live-Elektronik

Projektkoordination: Juliane Beck

Kooperationspartner: Kunstmuseum Stuttgart
Mit freundlicher Unterstützung der Stadt Stuttgart (Kulturamt Stuttgart)
http://www.ensemblecrossart.com

2017年2月8日水曜日

東京公演のお知らせ 2017年3月2日(木曜日)

チケット予約が開始されました^-^

東京公演

日時
3月2日(木曜日)
18:30開場
19:00開演

場所
東京渋谷公園通りクラシックス
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町19-5
東京山手教会B1F
http://koendoriclassics.com

チケットご予約は
E-mail yes.tokyo.poppy@gmail.com
もしくは
050-3395-4710 (サイカ)にて可能です。

皆様のご来場を心待ちにしております^-^/






xoxo


2017年2月2日木曜日

福井公演のお知らせ 2017年3月5日(日曜日)

トークコンサートYES! 福井公演のご案内です^-^

福井公演では
午前11時開演

夜7時開演 
2回公演を予定しております。

2公演とも同じ日で同じ場所にて開催されます。

3月5日(日曜日)

場所 福井北ノ庄クラシックス
〒910-0006 

福井市中央1丁目-21-36
チケットご予約は E-mail poppyfukui@gmail.com
もしくは
090-3620-8187(アダチ)または 090-2373-2745(ナバタケ)
でお願い致します。

皆様のご来場を心待ちにしております^-^/