2016年12月26日月曜日

essay No.4 アドヴェントカレンダー


エッセイ 静かなドイツの森の窓から

  
 121日から、ワクワクのカウントダウンが始まります !  


 「アドベントカレンダー」の小窓をいよいよオープンできるのです。


 「アドベントカレンダー」とはクリスマスまでのカウントダウンを楽しむカレンダーで、24個の小窓がついています。 その小窓の中にチョコレートなどのお菓子が入っています。


121日 には「1」の小窓を開き、その中に入っているお菓子を食べます。


12月2日には「2」の小窓を、というように続け、小窓を全部開け終わる日が聖夜1224日になります。


 「今日は何が入っているのかなぁ』というトキメキと同時に、クリスマスが1日近づいた喜びを毎日味わえます。


 「アドベントカレンダー」の「アドベント」の意味は?

ラテン語の「アドベントュス=到来』に由来されています。


「アドベント」とは「イエス・キリストの到来を待ち望むクリスマス前の約4週間」のことです。


 「アドベントカレンダー」は小窓の中にお菓子が入っているものが主流ですが、聖書の一節が書かれたカードや 美しいクリスマスのイラスト、またはクリスマス用装飾品が入っているものもあります。


 シュツットガルトでは「アドベント」期間中、市庁舎が「巨大なアドベントカレンダー」に変身します。


 23の街区を持つ都市シュツットガルト。その市庁舎の窓には
1から24の数字がデコレーションされキラキラ光っています。 


 121日から23日まで毎夕18時になると窓が1つ開かれます。


窓の中から23街区中1街区のワッペンが登場し、音楽が生演奏されます。演奏者達 は各街区の合唱団やオーケストラやバンドの人々です。


12月1日には街区1の、2日には街区2のワッペンと音楽家達が、というように、23日までに23全ての街区のワッペンと音楽家のお披露目が出来るようになっています。


 そして24日は教会を訪れたり、家族たちと家にて、静かに粛々と聖夜を過ごします。












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