2019年3月3日日曜日

New CD :-)



Frédéric Chopin

1. Nocturne Op. 9-2, Es-Dur

2. Prélude Op.28-15, Des-Dur

3. Scherzo Op.31, b-moll



4. Alexander Scriabin

Étude Op.2-1, cis-moll



5. Wolfgang Amadeus Mozart

Piano Sonata „facile“ KV545, C-Dur (1st Movement)



Ludwig van Beethoven

Piano SonataPathétique“ No. 8,  c-moll, Op. 13

6. I. Grave – Allegro di molto e con brio

7. II. Adagio cantabile

8. III. Rondo: Allegro



9. Frédéric Chopin

Prélude Op.28-No.4, h-moll

10. Franz Liszt

Liebestraum No. 3, As-Dur


Junko Yamamoto Piano

&© 2019 Junko Yamamoto
recorded January 2019 in studio himmelschütte
recording, mix & mastering: Oliver Frick
cover photo: Jumpei Tainaka
cover design/layout:  Emi Nishimura

2018年9月13日木曜日

No.46 マイクロプラスチック

エッセイ 静かなドイツの森の窓から 

 自然の力で分解されるまでに数百年の時間がかかるプラスチック製品は、現代人にとって大きな環境問題となってしまいました。
   

 海に流入した プラスチックごみが辿り着く海域「太平洋ゴミベルト」は日本の4倍以上の面積を有しています。
 

 5mm以下の微小な「マイクロプラスチック」は あらゆる海洋生物の体内に入り蓄積され、魚介類を食す私たちの人体への悪影響も指摘されています。
 

 今年の4月には、胃の中に約30キロのプラスチックゴミが溜まって死体と化した可哀想なマッコウクジラのニュースが、海を汚染する深刻なプラスチックゴミ問題として話題になりました。
 

 ドイツで生活をしていて、ここ3年ほどで顕著になったと感じることは、ほとんどのスーパーの袋が紙製か布製だけになったこと、商品を全くの無包装で販売するお店が増えつつあること、ファーストフードなどでのテイクアウト用スプーンやファークが木製になったこと、「プラスチック袋を提げて歩いていると、何となく恥ずかしい」思いをすることが多くなったことなどです。消費者のプラスチックゴミ問題への意識が高くなっていることは確かなようです。
 

 今年の5月、欧州連合(EU)は「2030年までに、使い捨てのプラスチック包装をEU内で無くす」ことを目指す「プラスチック戦略」を打ち出しました。
 

 しかし、EU内でプラスチックごみをゼロにするだけでは単純に解決できない地球規模の大問題になってしまった今、

「環境負荷の少ないプラスチックの代用は見つかるのか」「新興国でのごみ廃棄インフラとどう取り組むのか」などの課題もあります。
  

 私たち日本人にとっては、「美しく包装された商品」から「簡易包装」や「無包装」へ 慣習離れができるのか、ということも対象課題となりそうです。











  

2018年8月23日木曜日

No.45 「がぎぐげご」の多いドイツ語

エッセイ 静かなドイツの森の窓から
  
 ドイツ語は「がぎぐげご」の多い言語です。
「ゲガンゲン=行った」「ゲゲッセン=食べた」「ギガント=巨人」「ゲーゲント=地域」「グルゲル=のど」などの例を見ても分かるように、無骨な響きがします。
 
 今やすっかり日本語になっている言葉「ガーゼ」や「ギプス」や「ゲレンデ」も、もともとはドイツ語です。
 
 ドイツ語は日本語と同じように、複数の名詞を次々と繋いで1つの複合語を作れることでも有名です。 ドイツ語の出版物に登場する単語の中で最も長いものであり、1996年版のギネスブックに掲載された言葉に「ドナウダンプフシフファートエレクティツィテーテンハウプトベトリープスヴェルクバウウンターベアムテンゲゼルシャフト」という、日本語に訳すと「ドナウ汽船電気事業本工場工事部門下級官吏組合」というものがあります。
 
 日本語のように聞こえる言葉もあります。
「アリガートー=わに」「イマー=いつも」「ネ?=(だよ)ね?」「アッソー=あっそう」「ブス=バス」「ボンボン=飴玉」「アイ=卵」「ラーメン=枠、フレーム」「ナーゼ=鼻」などです。
  
 「嬉しいです」という気持ちを伝えるためによく使う表現で 「イッヒ ビン フロー= (英語ならばI am glad)」がありますが、約20年前にドイツ生活をし始めたころ、嬉しいことがあると 「イッヒ ビン フロー、イッヒ ビン フロー」と言ながら飛び跳ねていると、居合わせたドイツ人はちょっと困ったような恥ずかしいような、なんだか笑いを堪えているような表情を浮かべたのでした。
 
 後になって分かったのですが、あの時RとLを間違えて発音しており、「私はノミです、私はノミです」と言いながらピョンピョン飛び跳ねていたのでした 。

 




2018年7月12日木曜日

concert: Ésprit Apollinaire

Ésprit Apollinaire
Apollinaire est mort, vive Apollinaire!!!

So. 17.06 | 18:00 Warm-Up, 20:30 Main Act
Schauspiel Stuttgart – Nordlabor
Löwentorstraße 68
70376 Stuttgart
Eintritt: 12,- € / erm. 7,- €
Do. 12.07 | 19:30
Kulturzentrum Dieselstrasse
Dieselstraße 26
73734 Esslingen
Eintritt: 6,- € / erm. 3,- €

Guillaume Apollinaire ist 1918 gestorben, doch 100 Jahre danach lassen wir ihn neu aufleben und uns durch sein Vermächtnis inspirieren. In ungewöhnlichen Kooperationen zwischen Musikern, Video-, Sprachkünstlern und Graphikern entwickeln wir unentwegt Neues, Ungesehenes, Ungehörtes. Ein performativer Abend mit Ésprit Apollinaire, voller poetischer Ausflüge, visuellen Vergnügens, ernster Nachforschung, eine Zusammenarbeit von ExVoCo, NOISE-BRIDGE, ensemble cross.art, sprech&schwefel und mehr!
Das transdisziplinäre Kunstprojekt „Esprit Apollinaire!!!“ ist eine Kooperation des Stuttgarter Kollektivs für aktuelle Musik (S-K-A-M) e.V. mit dem NordLabor, der Experimentierbühne des Staatstheaters Stuttgart und verschiedenen Stuttgarter Ensembles und Künstlern. Die Initiatoren verweben Videokünstler, Schriftsteller, Sprachkünstler, Philosophen, Graphiker und ihre Arbeiten durch Kooperationen mit Komponisten und Musikern zu einer multiplen Partitur. Die Premiere findet in Schauspiel Stuttgart – Nordlabor am 17. Juni statt und wird von einer weiteren Aufführung in Esslingen am 12. Juli gefolgt.
Im Rahmen von “Ésprit Apollinaire!!!” spielt ensemble cross.art Werke von Toshio Hosokawa sowie traditionelle japanische Musik für Shō und Cello arrangiert. Dabei werden Kalligraphie der Meisterin Ichizu Hashimoto in einem Film von Julia Voit gezeigt. Zwei Werke von den Süd-Amerikanischen Komponisten Jorge Villavicencio Grossmann & Alexandre Lunsqui werden zu “Poesia Concreta”-Gedichte von Augusto de Campos uraufgeführt.

ensemble cross.art:
Junko Yamamoto, Klavier & Shō
Céline Papion, Cello
Oliver S. Frick, Live-Elektronik


In Kooperation mit: NordLabor / Schauspiel Stuttgart & S-K-A-M e.V.
Gefördert durch: LBBW-Stiftung, Regierungspräsidium Baden-Württemberg, Stadt Stuttgar

2018年5月6日日曜日

concert:Récits tremblants [Heimat ist eine Sehnsucht, die…] NeueLiteraturKammerMusik

Récits tremblants [Heimat ist eine Sehnsucht, die…]
NeueLiteraturKammerMusik
06. Mai 2018 | 19:30
Kunstraum 34 – Filderstraße 34, 70180 Stuttgart
Eintritt: 10 € / erm. 5 €

Mit Susanne Fritz [Sprache], Michael Speer [Sprache] & ensemble cross.art: Céline Papion [Cello], Junko Yamamoto [Piano]

Heimat und Heimatlosigkeit, Zugehörigkeit und Fremdheit. Ein Austausch zwischen Musik und Sprache – fragil, spannungsvoll und ungestüm, poetisch, satirisch, provokativ und dokumentarisch.
Mit den Sprechern Fritz und Speer präsentiert ensemble cross.art eine 70-minütige Collage aus Literatur und musikalischen Werken der letzten sechzig Jahre.
Im Wechsel, sowie im engen Dialog und in vielfältigen Verschmelzungen der Musik mit dem gesprochenen Wort, entsteht aus Klang und Sprache ein atmosphärisch dichtes Gesamtkunstwerk über den Heimatbegriff, dessen Grenzen und Fragwürdigkeit.

Im Rahmen von ” K-R-A-M 2018 | “Sssssssss… Stimme, Sprache, Schrift & Spiel”
In Kooperation mit Kunstraum 34
Gefördert durch Stadt Stuttgart, S-K-A-M e. V.

2018年4月12日木曜日

essay No.36 イースター(復活祭)


エッセイ 静かなドイツの森の窓から

  
ドイツの国民祝日であるイースター(復活祭)の日にちは毎年異なります。

 
 移住民の多いドイツでは宗教観も様々であり、現在では 「キリストの復活」よりも「春の訪れ」を祝う人の方が多いように感じます。

 ドイツの春の訪れは唐突です。 3月中旬頃までドーンと居座っている厳つい冬将軍は、 ある朝突然姿をくらまし、暖かい春が舞い降りてきます。この体験をすると、宗教に関係なく誰もが、春の象徴である生命の息吹を感じ、春を祝い、春の来訪に感謝したくなります。

 
  新しい生命が輝きだす春のお祝いであるイースターには、生命の象徴である卵や、 多産であることから豊穣のシンボルである兎がイースターグッズのモチーフとして使われています。

 春分のころになると、色鮮やかに塗られたゆで卵や、卵の形やウサギの姿をしたチョコレートが売られるようになり、「今年は何日がイースターだったかな?」「3月中旬から4月中旬のどこかの日曜日だけど... 」という会話が飛び交うようになります。

 
 イースターの日取りは、「春分の日のあとに来る最初の満月の次の日曜日」というように定められています。今年の春分の日は3月21日でした。満月になったのは3月31日、土曜日。そこから一番近い日曜日がイースター日ですから、今年は4月1日だったわけです。来年の場合は、今年よりも3週間も遅く421日になります。

 イースターは「十字架に掛けられて亡くなったイエス・キリストの復活を祝する日」だけでなく 、「春の到来をお祝いする日」でもあります。「イースター」の語源は「エオストレ(Eostre)」という春の女神の名前であるという説もあります。

 冬の間はついつい厳しい面持ちをしているドイツ人ですが、この時期になると「卵から孵った雛」のように元気よく活気づいた表情になります。